女性Aさんは将来を見据えた、絵に描いたような幸せを掴みたいと結婚相談所に入会されました。入会される前、出会いは有っても、不安で相手を決めることができず、アプリ婚活でも、いろいろなタイプの人と数回デートしては、さようならで、結婚できるのかどうなのか、が、わからなくて、とのご相談でした。
Z世代やミレニアル世代の結婚観についていろいろ集計を基に分析されておりますが、一般論が時代の流れで変わってきて、世の中のルールが、一体どのようなものなのか、情報を得て知識として身に着け、その意味を深いところで知ることができるなら、結婚相手を決められるのだと思います。
相手の男性の容姿はお好みになりますから、別としますが、その男性の、高身長・高収入・高学歴など、3高は、以前のことで、現代は、経済力、価値観、人柄です。
結婚相手に求める条件が、一昔前の一昔がどんどん短縮されて、仲人には、結婚したい年齢層の思考に敏感であることが必要です。
彼女が影響を受けるであろう環境や、状況もあります。では、彼女には、どのようなアドバイスが活きるのでしょうか。
問題は、「絵に描いたような幸せ」です。多くの女性が、口にしなくてもそのように思っている方は多いと思います。理想の結婚生活がどのようなものかが、絵に描いたような、は、笑顔でレジャーを楽しんでいたり、食事をしたり、イベントを盛り上げていたり、子どもの誕生だったり、幸福感の感じるものが多いです。
365日そのようではないのです。が、結婚することが、今の自分を変えて、結婚相手が幸せにしてくれるに違いないという、他力本願な思いが心を牛耳っていることが多いのようです。
つまり、結婚することの深いところでの意味を理解していないことが、お相手を決められないことと関係しています。
結婚することは、相手の人生と深く関わっていくことですから、相手に与えるであろうご自分の影響力を自負し、ふさわしいお相手を探すことが必要です。
その会員様によってのアドバイスは、それぞれです。幸福概念はその人によって違います。その時代の独特な幸福感もあります。
その後、ご自分の希望に合う数人の男性とお見合いをし成婚されました。
彼女曰く、『やはり、経済力、価値観、人柄で考えましたが、良い時も悪い時も夫婦として一生添い遂げることができますか』を、考え抜いたとの事でした。
彼女とは、何度も会話しました。電話でメールでしました。彼女とのコミュニケーション、相性もあったのかもしれませんが、ご成婚の喜びを分かち合えましたことに感謝です。
結婚は人生で大切で、重要なイベントです。しっかりと取り組み、考え方、感じ方を結婚できる思考回路にして参りましょう。
結婚カウンセラー 大場敬子
結婚相談所ブリスマーク®ホームページ https://www.blissmark-japan.com
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