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執筆者の写真大場敬子

イタリア映画「ひまわり」のテーマ曲 「ひまわり」が燦々と降り注ぐ「太陽の光」のシャワーで想うこと

更新日:3月11日

東日本大震災2011年3月11日。その日にご宿泊のご予約のお客様がいらっしゃいましたが、ご来館されず、キャンセルのお電話もありませんでした。こちらに向かっていらっしゃったことでしたでしょうに、案じられは致しましたものの、こちら側からもどうすることもできず、当然といえば当然のことでございます。いったい何が起こったのか、携帯は通じず、ライフラインが遮られ、当たり前が当たり前ではないことの不安で、どれだけの人が冷静に物事を判断し行動できましたことか。


今まで経験したことのない未曾有の震災を体感されました皆様にとって、5年の歳月がたちましても、その日に思いを馳せますならば、瞬時にその日に戻られて、悲しく、胸の奥に怒涛の勢いで悲しみが押し寄せてきて、癒される日が来るのだろうかと困惑されていらっしゃいます方もたくさんいらっしゃいますことは報道でも取り上げられている通りでございます。


5年たちました昨日、3.11に北海道フェリーをご利用されましたワンちゃんとご夫妻にお泊りいただきました。明るい奥様と、奥様曰く、「旅行嫌い」のご主人様との「いわての旅」は平泉へと。

海外旅行がお好きで「カナダ」や「カンボジア」など世界を旅される奥様は、お友だちやお仲間とで楽しい旅行。


カナダでは、列車が物凄く長いこと、ゆったりした世界観があって、気忙し感がなく、日本とは全く国民性が違うんだなぁと感じ、目に映る景色は全てが壮大で感動の連続だったと、目を輝かせてお話ししてくださいました。

カンボジアは、国民のほとんどが7号サイズの体型で、お年寄りを見かけない。『えっ?』 貧しい国だから食料が十分にありません。

『お台所がない!』 って、家の外に火をおこす場所があって、そこで煮炊きをするのだそうですが、『猛獣などに襲われたりしないのですか』と聞くと、『いますけど、大丈夫ですよ。食べちゃいますから、コブラは美味しいんですよ。』

『・・・。』 日本がいかに恵まれているか、世界は広いですね。人の心を豊かにします。


『主人とは、めったに一緒に旅行をしないんですね。だから、今回が久しぶりで、きっと最期の旅行だわ。』

ご結婚されてからというもの、ご主人様のお仕事の関係で、南は九州から北海道まで。全国を住まいとされたご家族。

そのことがもしかしたら、ご主人にとっては旅行のようなもので。滞在期間が終わると、又すぐに他の土地に行かなければならないのですから。定年を迎えて、永住の地でゆっくりされたいのかもしれませんね。


知的で好奇心たっぷりの奥様は、社会の動きや人の心の移り変わりに敏感。お好きな曲が、イタリア映画「ひまわり」のテーマ曲。納得!!

私も大好きなスクリーンミュージックです。


ひまわり」は、いつも太陽の方を見て咲いています。花言葉は「私を見て!

映画の「題名」と「印象」と「内容」は、2016年の現在において、震災から5年という経験を踏まえて、戦争、出会い、状況、愛、別れなど、そのテーマで執筆するなら膨大な数となることでしょう。


映画の内容は、最初から最後まで、ある意味の人生哲学ですね。

物語となるシーン全てに心騒ぐ感情の葛藤があって、エネルギーを消耗する作品の1つではないでしょうか。


私を含めまして中高年の方は、カッコイイ♪ マストロヤンニの全体から醸しだされる男の色気と、ソフィアローレンの何とも言えない個性豊かな表情と燃える女心を体全体で表現しました名作のシーンが「ひまわり」とともに、心に刻まれていらっしゃいますことでしょう。

2016.3.14のママのエッセイ 大場敬子


奥様のリクエスト イタリア映画「ひまわり」のテーマ曲  *曲だけですので、前回に続き「和訳」はありません。

安比高原にて、ペンションママでした 大場敬子

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